札幌にはりんご並木があります。植樹によりつくられたもので、豊平区にあり、区のシンボルとなっています。
そのりんご並木を思い起こさせる名前です。柳月は帯広のお菓子屋さんなので、商品名に札幌が入っていると、ちょっと違うんじゃないかと思ってしまいますが、同じ北海道内ということで気にしないことにします。
札幌りんご通りは、りんごの旬の秋限定のお菓子です。今年は11月5日までの販売です。
りんごの赤がかわいいパッケージ
真っ赤なリンゴがたくさん描かれたイラストのパッケージは、遠くからみても目立つ色合いです。赤の色もポップな感じでかわいいです。
スポンジケーキ
パッケージをあけると、丸いスポンジケーキ登場です。マドレーヌのようにも見えます。
大きさは、直径7cmほど、高さは3cm弱です。それほど大きいお菓子ではありません。
表面は油分たっぷりでフィナンシェのようなバターたっぷりのスポンジケーキの味がするのかなと想像できます。とてもおいしそうです。
リンゴの果肉入り
半分に切ってみると、リンゴの果肉が入っています。ジャムよりももっと形の残っているもので、アップルパイの中に入っている果肉のようです。ジャムやソース状の液体に近いものはほとんど入っていません。
シャキシャキりんご
りんごはアップルパイの中に入れるときと同様に柔らかく煮てあるのですが、果肉が残っていて、なんとなくシャキシャキ感が残っていて、歯ごたえがいいです。
シナモン味
シナモンの味が利いています。アップルパイにもシナモンが使われるように、りんごにはシナモンがよく合います。
りんごは白餡に包まれています。断面をみると、りんごの周囲だけ、スポンジケーキよりも少し白っぽく見えます。
白餡の味
ほとんどわかりませんでした。
スポンジケーキにアーモンドプードルを使っているため、コクのある味になっています。またバターの味やシナモンの味も強めにでているため、白餡の味は隠し味になってしまっているようです。
白餡の濃いめで密度の濃い食感だけは、わかりました。
最近の柳月は、凝った味のものが多くて、驚きのある味のものもありますが、札幌りんご通りは、変わった味はしませんでした。
隠し味などはありますが、スポンジケーキの中にリンゴの果肉が入っているだけというシンプルな構成で、食べやすい味でした。
おいしかったです。
エネルギー量について
不明です。
価格について
税込135円