一見すると、わらぶき屋根に雪が積もった様子をお菓子にしました!ってところでしょうか。
わらぶき屋根かどうかはわからないけれど、
屋根に雪が積もったイメージなのかなってのは説明されなくてもわかりますよね。

六花亭の詰め合わせにはだいたい入っているお菓子のひとつでした。
そして、ものごころついたときから記憶に残っているお菓子です。
同じく詰め合わせに入っていて、十三戸と同じぐらいの大きさの男爵というお菓子もあります。
男爵いものような外観のお菓子で、こちらは白餡のお饅頭です。最近見かけませんが。
名前の由来
十三戸(じゅうさんこ)は北海道、帯広開拓にちなんだお菓子のひとつです。
帯広に入植した世帯数が13世帯だったということでこの名前がついています。
マルセイバターサンドのマルセイも帯広開拓の晩成社の成から来ているものです。

以前は晩成というつぶあん入りの最中もありました。
こし餡入りのお饅頭
六花亭は名前からどんな味するお菓子なのかを想像できないもの多いですね。
見た感じ洋菓子には見えないです。色から想像してもお饅頭か何かのように見えます。

そのとおりなのです。
こし餡入りのお饅頭です。
大きさは5cm弱×4cm弱です。
ボリュームはないですが、ひとくちよりは少し大きめサイズです。
ちょっとだけ食べたいなあというときにちょうどよい量です。
お饅頭の皮の素材はひよ子に似た感じで、小麦粉のやわらかめな皮です。
十三戸の方が少し厚みがあり、ほんの少しパサっとしています。
おいしいこし餡
ここからが本題といったところです。
十三戸がいつまでも消えてなくならないロングセラー商品になった理由です。

こし餡がおいしいです。皮が薄くて餡がぎっしり詰まっています。
黒糖と小豆のまざりあった香りがいいです。
餡の甘さ、かたすぎたり柔らかすぎたりしないので、
ほどよく口の中でとけていくような食感のこし餡です。
エネルギー量について
不明です。
小さめなお饅頭のカロリーと同じぐらいでしょう。
価格について
税込100円
近年、冬にしか見かけなくなりました。