『福岡製菓所』のしっとり「元祖バナナカステラ」食べた

福岡製菓所という岡山のお菓子メーカーが製造しているバナナカステラです。大正6年から作られている伝統のあるカステラということは知らなかったのですが、見たことのないお菓子だったので、買ってみました。

SINCE1917

1917年は大正6年です。ちょうど100年前、100周年、100歳になる元祖バナナカステラです。レトロで庶民的、シンプルなパッケージに入っています。

『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」レトロなイメージ
『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」レトロなイメージ

大サイズ2、小サイズ1

袋の中には2種類のサイズのバナナの形のカステラが入っていました。大きい方にはBANANAと書かれています。小さい方はMONKEY、モンキーバナナです。

『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」大2小1個入り
『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」大2小1個入り


形はバナナですが、生地はみただけでカステラとわかるものです。重量はそこそこ、大きさと重さが一致するもので、ずっしり感はありませんでした。大サイズは10cm強、小サイズは5cmほどの大きさでした。

半分に切ってみると

カステラ生地の中に透明がかった白っぽい餡が入っています。こちらが主役のバナナ様。バナナ味のついた白餡です。見てのとおり量は多くありません。

『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」バナナカステラの断面図
『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」バナナカステラの断面図


餡の分量は3分の1、いえ4分の1程度のものです。
モンキーバナナもバナナカステラもどちらも同じぐらいしか入っていませんでした。

『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」モンキーバナナの断面図
『福岡製菓所』の「元祖バナナカステラ」モンキーバナナの断面図

濃すぎないバナナ味

原材料名をみたところ、バナナ果汁やバナナピューレなど、バナナは使われていませんでした。バナナ味に関係すると思われるものは、香料のみです。

食べてみると、バナナの味がしました。濃すぎないけれど、しっかりバナナの味がしました。香料で濃すぎるバナナ味は結構きついので、これぐらいがちょうどよいです。最近この加減のわかってきたバナナ味のお菓子が多くなってきてうれしいです。

カステラの生地は、キメが細かいですが、しっとりしています。喉につまりそうになるカステラではありませんでした。

はちみつやマーガリンが使われているカステラです。濃厚な卵味がするわけでもなく、ただほんのりバナナ味のするカステラなのですが、おいしくいただきました。

エネルギー量について

バナナカステラ100gあたり303kcal
モンキーバナナ100gあたり312kcal

それぞれの重量は不明です。
モンキーバナナは100g以下です。まちがいなく。

価格について

税込100円ぐらい

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