三星は、みつぼしと読みます。さんせいではありません。
北海道苫小牧市のお菓子屋さんです。
苫小牧は札幌から車で1時間ほどのところにあります。
海沿いの街で、フェリーターミナルがあり、札幌とは違う雰囲気があります。
そんな苫小牧の昔からあるお菓子屋さんの代表的な商品です。
発売は1953年です。北海道の短い歴史の中で50年以上も作られ続けている点はすごいです。
よいとまけは、ハスカップジャムをたっぷりつかったロールケーキです。
小さいサイズのよいとまけ
ノーマルな箱入りのサイズのよいとまけはよくみかけます。
札幌市内のおみやげやさんやキオスクではたいてい売っています。
箱入りで680円のものです。
一度に食べるのには少し量が多いので、いつも躊躇してしまいます。
今回は小さいサイズのものをみつけたので買ってみました。
箱には入っていません。袋入りで、ちょうど菓子パン1個ぐらいの大きさで、1度に食べ切れそうなサイズ感です。
ハスカップジャムたっぷり
開封して中をみてみると、長さ9cm、幅5cm、高さ5cmぐらいでした。
表面にビニールがくっついているように見えます。
ジャムがベタベタするからビニールで覆っているのかなと思いがちですが、オブラートです。
粉薬を飲むときなどに使う、あのオブラートです。最近はあまりみかけなくなりました。
オブラートでつつまれていても、ベタベタ感は残っています。
外側からみると、どぎつい赤紫色をしています。
サイドもすべてジャムがたっぷりと塗りつくされていて、中がよくみえません。
中はロールケーキ
半分に切ってみると、きれいにふんわりと焼けたロールケーキの断面が見えます。
ロールケーキの間のジャムは少なめで、コーティングが多めなのがわかります。
ほどよくふわふわしているのが見ためでわかります。
さわやかハスカップジャム
ハスカップジャムといいつつ、ちょっとハスカップとは違う味が混ざっています。
実はミックスジャムになっていて、あんずやみかんが入っています。
どちらかというと酸味が強調されて、クセがあるように感じますが、そこがまたよかったりもします。
ときどきハスカップの果肉が混ざっていて、酸っぱくなります。
スポンジは重くもなく軽くもなく、昔ながらのしっとりもぱさぱさもしていない柔らかさです。
ひとつだけ難点あり
ジャムが表面に塗られているので、手がベタベタになりやすいです。ちょっと油断すると、手以外にもベタベタしていきます。
ナイフで切って、お皿にのせてフォークで食べるというのが正しい食べ方ですね。
ひさしぶりに食べられて、懐かしく思いました。おいしかったです。
エネルギー量について
100gあたり289kcal
内容量の記載はありませんでした。
多分100gぐらい
価格について
税込340円