からまつ林は、六花亭のお菓子の中でも歴史のあるお菓子のうちのひとつです。ここ数年は、色々と形が変わっています。それ以前はずっと同じ形でした。
昔のからまつ林
細長い、うまい棒みたいな、細長い木の幹のような形です。真ん中に穴はあいていませんが、パイがふくらんだ丸太っぽくもみえました。冬のからまつの幹をおもいださせるものでした。
パッケージの表面にからまつの木が描かれていて、冬は黄色、夏は緑色と季節で色が変わり、季節感があったのを覚えています。なぜそんなにからまつ林のことを覚えているかというと、大ファンだったからです。
刻んだアーモンドの付いたシナモン味のパイという点は昔から変わりがないのですが、今よりももっと地味なイメージのお菓子でした。以前は一年中いつでも買えたのに、いつのまにか季節限定になってしまったようで、みかけないことも多くなりました。
新しいからまつ林
パッケージの新しくなり、ちょっとおしゃれな洋菓子のような雰囲気を出しています。ただ、商品名は、縦書きのペン字のような文字で描かれていて和風です。
さらによーくみると、北原白秋の詩が書かれています。落葉松という詩の一部です。
コロネみたいなパイ
いつからか今の形になりました。ここ1~2年のことと記憶しています。どういう周期で販売しているか定かではありませんが、時々みかけます。夏はみかけることがありませんでした。秋冬のお菓子なのでしょうか。
大きさは、直径4cm長さ10cm強です。
大きく見えます。もっと小さいサイズにして安くしてくれればいいのにと思うぐらい大きく見えてしまいます。
見た目は、太い丸太のようなコロネのような形のパイです。コロネはコロネでも端から端まですべて太さのコロネです。真ん中が空洞になっています。クリームは入っていません。
アーモンドにシナモンたっぷり、そしてシナモンロールのようなお砂糖のグレイズがかかっています。昔のからまつ林よりも垢抜けて、とっても今風です。
味も今風
パッケージをあけると、シナモンの香りがします。ひとくち食べると、アーモンドとシナモンの味でいっぱいになります。バランスが絶妙です。
そこにサクサクのパイの食感です。サクサク感がものすごいです。だからと言って固すぎて、口の中にささる感じはありません。サクサクしているけれど、ほろほろと崩れていく柔らかさがあります。
食べてみると、サクサクの軽いパイなので、あっという間に食べ終わってしまいます。1個じゃ足りない、もう1個食べたいぐらいです。
エネルギー量について
不明です。
価格について
税込200円