六花亭の中でも好きなお菓子のひとつです。ここでネタにするお菓子はたいてい好きなものばかりなので、いつも同じこと言っています。
君が家はアップルパイです。
以前は1年じゅう販売されていたと記憶しているのですが、ここ数年は季節のお菓子となってしまい、りんごの旬である秋から初冬にかけてしか食べることができなくなりました。
りんごのイラストと石川啄木の短歌
昔からりんごのイラストつきです。そしてお菓子の名前の由来となっている石川啄木の短歌が載っています。
札幌市豊平区に天神山にこの歌碑があります。
「石狩の都の外」が豊平区とは名言されていませんが、昔、豊平区はりんごが栽培されていました。
りんごの酸味
ひとくち食べるとバターのコクのある香りが口の中いっぱいに広がります。
そして酸味のあるりんごの味がとてもおいしいです。シロップ漬けのりんごなので、シロップで酸味が抑えられています。
酸味はそれほど強くなく食べやすい味です。この味がまさにりんごそのものというぐらいのりんごらしい酸味が残っています。
このりんごのすっぱさがバターの甘じょっぱい味とよくあっています。
りんごの歯ごたえもいいです。表面はとろけるように柔らかいのに、中は歯ごたえの残るシャキシャキした感じがあります。
そういえばアップルパイなのにシナモンの味がしません。シナモンなしでもおいしいアップルパイです。
ちょうどよいサイズ
直径6cm厚さ2~3cm。パイの厚みは薄めです。サクサクというほどのサクサク感はありませんが、しっとりしすぎることもなく、ほどよくです。油断すると、周囲にパイの破片をまき散らしてしまいますが、思ったほどではありません。
大きすぎず小さすぎず。でももう1個ぐらい食べたくなる大きさです。もっと食べたいと思ってしまう少し物足りない量なのですが、このぐらいがちょうどいいのでしょうね。
オーブントースターで2分ほど焼くと、より一層おいしく召し上がれるそうです。温めなくても十分にバターの香りがしておいしいです。
11月いっぱいの販売なので、また買いに行って食べようと思います。
エネルギー量について
不明です。
価格について
税込150円
昔は100円ぐらいだったので、少し値上がりしました。